やけど(火傷・熱傷)

やけどは、熱により皮膚や粘膜が損傷された状態をいい、医学的には熱傷と呼ばれます。

やけど(火傷・熱傷)の原因

高熱により生じます。他に、通常では熱傷の原因とはなりにくい低温のもの(カイロや湯たんぽ等)に長時間接触することにより生じる低温熱傷もあります。

やけど(火傷・熱傷)の症状

熱傷の受傷部位に赤み・腫れ・水ぶくれ・痛みが生じます。強い痛みは初期の症状ですが、皮膚の深いところでの熱傷では神経も障害されてしまうため痛みがな場合もあります。皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層に分けられますが、熱傷の深さの分類は治療を行う上で大変重要です。熱傷の深さによって1度・2度・3度の熱傷に分類されます。

1度熱傷

最も軽いタイプで、表皮(皮膚の表面)のみが損傷され、皮膚がヒリヒリと痛み赤みや水ぶくれが生じます。通常は約3〜4日で痕を残さず治ります。

2度熱傷

表皮の下の真皮に達する熱傷です。最初は強い痛みと赤みが生じ、数時間以内に水ぶくれが生じます。真皮の浅い部分での2度熱傷は約2週間で治り、痕が残りません。真皮の深い部分での2度熱傷は治療に約3〜4週間かかり、痕を残すことが多いです。

3度熱傷

表皮や真皮のさらに下にある皮下組織に達する熱傷です。皮膚は神経も障害されるため痛みを感じません。皮膚の表面は白くなり、あるいは黒く硬くなることもあります。深い潰瘍となり、痕を残します。熱傷の面積が10%以上の場合はショック症状を起こすこともあります。

やけど(火傷・熱傷)の治療法

熱傷の処置について

熱傷は受傷直後の処置が最も重要です。まずは、水道水で約30分冷却します。脱衣する作業に手間がかかることがあるため、洋服や靴等の上から流水で20分以上洗い流して冷却します。そうすることによりやけどした部分の炎症・腫れを抑え、痛みを和らげることができます。顔面は、タオルの上から氷嚢を当てると良いです。 冷却後、水ぶくれや傷があれば清潔なガーゼやタオル等で保護してください。

来院後の処置

痕が残るかどうかは時間がたつにつれてやけどが悪化することがあり、その最終的なやけどの深さによって決まります。1度熱傷または浅い2度熱傷の場合は、炎症を抑えるためにステロイド外用薬を使用します。皮下組織に達する熱傷では、外科的治療(植皮術等)が必要となることがあります。


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