帯状疱疹

帯状疱疹水痘・帯状疱疹ウイルスの感染により病気になります。このウイルスは以前に水ぼうそう(水痘)にかかった時のヘルペスウイルスのが原因となります。当時のヘルペスウイルスは水ぼうそうが治っても実は体内の神経細胞の中に潜んでしまいます。

後に時間がたって加齢、ストレス、過労などが引き金になってウイルスに対する抵抗力が低下すると、潜んでいたウイルスが再び活動を始め、神経を壊しながら皮膚に水ぶくれを作って帯状疱疹として発症します。したがって水ぶくれのできる部位も、ウイルスの潜伏していた神経の部位に一致してみられ、左右どちらかの片側だけに出現することがほとんどです。

2.	帯状疱疹の経過と治癒

帯状疱疹の多くは痛みで始まります。神経痛ににたピリピリした痛みで、時にズキンとした走るような痛みと表現されます。発症した部位により肋間神経痛、座骨神経痛、片頭痛などと間違えられ、整形外科や脳神経外科を受診する方も多いようです。

神経痛に引き続いて4〜5日すると痛みの部位に一致してやや盛り上がった赤い斑点があらわれ、よく見るとその中に小さな水ぶくれがたくさん見つけられるようになります。水ぶくれは1〜2週間すると黄色くうみをもち、やがてかさぶたあるいは傷となり、軽度の傷あととして治っていきます。

病気の期間は年齢にもよりますが、約2〜3週間くらいかかるようです。この間、痛みが続くのですが、ひどい人の場合夜も寝られないと訴える方も少なくありません。また子供や若い方の場合は、比較的痛みの軽い例が多いようです。

帯状疱疹後疼痛

通常、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後もピリピリするような痛みが持続することがあります。これを帯状疱疹後疼痛と呼んでいます。帯状疱疹後疼痛は非常に頑固な痛みで、鎮痛剤もあまり効かない例も多いようです。このような場合にはペインクリニックなどでの専門的な治療が必要となる場合があります。 次のような人は注意が必要です。

  • 皮膚症状が重症
  • 夜も眠れないほど強い痛みがある
  • 高齢者(60歳以上)

帯状疱疹の治療

帯状疱疹後神経痛という後遺症を残さないためにも早期の治療が重要です。治療は抗ヘルペス薬の内服薬または注射剤を用います。必要に応じて、消炎鎮痛薬が使われたり、痛みに対して神経ブロックという治療が行われることがあります。

治療開始が遅れると神経の破壊が進み、薬の効果が半減してしまいます。
できるだけ早めの受診をお勧めします。

日常生活の注意

できるだけ安静にしましょう

十分な睡眠と栄養をとり、精神的、肉体的な安静を心がけることが回復への近道です。

患部を冷やさないようにしましょう

患部が冷えると痛みがひどくなります。患部は冷やさずに、できるだけ温めて血行をよくしましょう。

水ぶくれは触らないようにしましょう

水ぶくれを破ると、細菌による感染がおこりやすくなります。
細菌による化膿を防ぐためにも、患部は触らないようにしましょう。

小さな子供との接触は避けましょう

帯状疱疹が他の人にうつることはありませんが、水ぼうそうにかかったことのない子供には水ぼうそうを発症させる可能性があります。


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