改善率は9割以上!円形脱毛症の治療

脱毛症の総診療患者数4,631人
  • 円形脱毛症の症状
  • 円形脱毛症の種類
  • 円形脱毛症の原因
  • 円形脱毛症の治療

当院が選ばれる理由

改善率91%

当院に円形脱毛症で治療に来ている方の治療成績は以下となります。

円形脱毛症の治療内容は患者さんの希望に沿ったもの(外用剤、内服、処置)を選び、3〜4ヶ月後に病状の改善の評価を行いました。

治癒:20%
改善:71%
不変:8%
増悪:1%

※全症例中、一定期間経過を調査しえたものに限ります。
※のべ総受診患者数3,119人(対象期間:H26年7月〜H28年9月)

上記から言える事は加療することにより3〜4ヶ月以内に最低でも91%の確率で病状の改善が見込まれるという事です。
ちなみに汎発性円形脱毛症の患者さんはこの10年間の診療経験で3人位の頻度となり、稀なケースと考えます。

原因探しとその対処

原因探しとその治療のほとんどは自費診療になりますが、病状によっては円形脱毛症を心と体の全身疾患と捉えて、精密検査と治療を行います。

他の疾患があれば、その疾患の治療も他専門医療機関とともに治療を行います。

豊富な診療実績

脱毛症の総診療患者数4,631人

多くの実績により、当院診療のために国内・国外問わず多くの方にご来院いただいております。
国内ですと首都圏近郊はもちろん遠方になると盛岡・名古屋、海外ですとソウル・メキシコからも来院されています。

脱毛症(特に発症を繰り返す方、大学病院でも改善しなかった方)の治療は改善に即効性はなく、治療期間が何年もかかる事もありますし、医療にかかる費用と通院負担も軽くなく、厳しい取り組みが求められることもよくありますが、当院に受診されるなら知りうる知識と技術全てを用いて改善することも目指していきます。

症例:円形脱毛症

円形脱毛症治療前と後の比較写真

円形脱毛症とは、誰でも発症する可能性のある病気です。自覚症状の無いことが多く、突然円形の脱毛斑が生じる疾患です。一般的には「10円ハゲ」「500円ハゲ」などと呼ばれることもあり、2〜3cmほどの10円玉くらいの大きさで毛が抜けると思われています。

円形脱毛症の症状

円形脱毛症は頭や顔(眉毛・まつ毛・ひげ)の毛髪、手足や陰部の体毛が突然抜け落ちる病気です。
ほとんどのケースでは、「10円ハゲ」「500円ハゲ」に代表されるように、頭の毛髪の脱毛が起こります。

脱毛が複数個所に見られる多発性脱毛症、生え際中心に認められるophiasis型、頭髪全てが無くなってしまう全頭型、全身に病変が及ぶ全身性(汎発性)脱毛症に進行することもあります。

円形脱毛症の種類

円形脱毛症の症状はさまざまで、円形の脱毛巣がひとつできるケースから頭髪全体が抜けるケース、さらに眉毛、まつ毛、体毛など全身の毛が抜けるケースもあります。円形脱毛症は脱毛に勢いがあり部分的に急にまとめて抜けしまうのが特徴的な症状です。

髪の毛が正常に成長していたのにもかかわらず、急に抜けてしまうといったところが他の脱毛症との違うところです。
円形脱毛症はいくつかの種類があります。

多発型円形脱毛症

頭のあちこちに単発型を繰り返す円形脱毛症で、円形脱毛が2つ以上現れて脱毛部分が大きくなったり、いったん治っても再発を繰り返す事があると言われています。

しかし、適切な治療を行った場合には半年から2年ほどで完治する場合が多くみられています。「多発型円形脱毛症」が進行すると、頭皮全体の髪の毛が抜け全頭脱毛になることもあります。これを「多発融合型円形脱毛症」と言います。難治性の脱毛と言われております。

全頭脱毛症

数箇所に起きていた脱毛部が次第につながっていき、やがて頭皮全体の毛が全て抜けてしまい、髪がなくなるというタイプの円形脱毛症です。このタイプの脱毛症は難治と言われています。

汎発性脱毛症

円形脱毛症において最も症状が重度なものといわれているものです。
頭髪はもとより、眉毛、まつ毛、ひげ、わき毛、陰毛、その他、体すべての毛が抜け落ちてしまう脱毛症です。
円形脱毛症といっても多くの種類があり、症状も異なってくるのです。

円形脱毛症の原因は、はっきりと分かっていないのが実状です。今のところ考えられる円形脱毛症の原因としては、「精神的ストレス」「内分泌異常」「自己免疫疾患」「遺伝的素因」等が考えられています。

円形脱毛症の原因として、最も有力な説として「自己免疫疾患」があげられますが、精神的なストレスがきっかけになるということもあります。

ストレスが原因で円形脱毛症になる場合は、以前にストレスを受けなかったか生活環境に変化がなかったかを見直す必要があります。

円形脱毛症の原因

円形脱毛症には以下の原因が考えられています。

遺伝子異常説

研究は盛んに行われているようですが、実際の診療に有効な手段の確立までには至っていません。

自己免疫説

円形脱毛症や、自己免疫性甲状腺疾患やアトピー性皮膚炎尋常性白斑、潰瘍性大腸炎などと合併することやステロイド外用、ステロイド内服、局所免疫療法(SADBE、DPCP)等に反応することから、自己免疫性脱毛症と言われるようになってきました。

栄養障害説

食生活の偏りやダイエットからのビタミン・ミネラル不足が原因になることは海外で報告があり、患者さんでもよく見られています。

精神的ストレス説

円形脱毛症で来院される患者さんで、適応障害として他医療機関で治療している方はほとんどいませんし、抑うつ病態と脱毛の病型には関連性の報告はありません。

しかし、適応障害とまではいかなくても対人関係の軋轢などにより気分の不調も含めると相当な数の方がこれに該当すると考えます。

肉体的ストレス説

休息がない・夜更かしなどの急激または慢性的な肉体疲労、感冒・インフルエンザ、感染症、暑さ・寒さなどの外的刺激が引き金になるケースはよくあります。

老化

当院で診療している中で結果では、高齢者の方の罹患はほぼありません。
しかし、他の要因が引き金となって老化反応に近い病状をきたして、治療を行うことはよくあります。

院長コメント

診療する中での印象をお話いたします。
遺伝子異常や自己免疫説と言われても、実際の診療の場ではそれを直接的に改善する方法はありません。現実的には、不適切な食生活によるビタミン・ミネラル等の栄養のトラブル、対人関係の軋轢からの気分の不調といった精神的ストレス、働きすぎや夜更かしというライフスタイルの問題、薬剤や感染症などの生体異物、気候変化への準備不足といったものが原因としてよく見られます。

ここで一番重要なことは、原因は1つだけではなく、複数存在していることと、各々の病因が病気に対してどれくらいの影響力を有しているかは試行錯誤で判断するしかなく、それを事前に具体的に知るのに有益な検査は存在しないことです。

また、病因の除去を行うということは、仕事と私生活の在り方を見直すことが必要になりますので、病因の除去が医療として妥当なことでも、その取り組みをストレスと感じてしまうと病因の除去については有益でないこともありますし、病因の除去が患者さんにとって非常に負担が大きい(医療費および療養費用が高額、転職や配置換え、休職など)場合は難しいことがよくあります。

他の慢性疾患で行われる生活指導が「疲れないように」や「早く寝る」と行われていることからと、精神・神経変化-免疫-内分泌の間に密接な関係があることが実証されつつあることで、上記の外的要因(食生活、対人関係、過労、生体異物、気候変化)が前述の精神・神経・免疫・内分泌に影響を及ぼすことは十分にありえることと考えます。

円形脱毛症の治療方法

当院では、以下のような円形脱毛症治療を行っております。

ステロイド局所注射

国内・海外とも、その有用性から広く行われている治療法です。
症状が安定している軽症の単発型円形脱毛症と多発性円形脱毛症の成人症例に用いるべきと言われています。

注射ですので痛みを伴いますし、内出血を伴うこともあります。
2〜6週間に1回の施術が必要です。
副作用として、皮膚の陥没や感染症がありえます。

局所免疫療法(SADBE・PCPC)

ステロイド局所注射と同様、国内・海外ともに広く行われている治療法です。
症状が安定している中等症以上の多発型円形脱毛症・全頭型円形脱毛症・汎発型円形脱毛症に用いるべきと言われています。
かぶれさせる治療(感作)ですので、痒みを伴うことがあります。

点滴静注ステロイドパルス療法

脱毛が急速に進行している中等症以上の成人症例に用いても良いと言われています。
2泊3日の入院が可能な方には提携医療施設で行います。
発症して6ヶ月以内の急速進行型円形脱毛症では、治療開始後6ヶ月の時点で約58%の改善報告が国内でされています。

各種内服薬(セファランチン・グリチロン・エバステル・アレグラ等)

抗アレルギー作用・抗炎症作用を有する薬剤です。
効果の出る場合もありますが、統計上では十分な根拠の報告はありません。

費用・合併症の少なさから国内では頻用されています。
補助的薬剤としては有用かもしれません。
これら内服薬のうち、グリチロンに関しては電解質異常をきたすことがあるため、当院では処方しておりません。

塩化カルプロニウム外用

血流改善作用にて育毛を促進します。
保険処方が可能で安価なため、国内では頻用されています。

効果の出る場合もありますが、統計上では十分な根拠の報告はありません。
市販薬ではカロヤンに相当します。
独特の臭いがあります。

凍結療法

作用機序は不明ですが、国内では古くから広く行われています。
合併症を経験したことのないくらい安全性の高い治療です。
当院では1〜2週間に1回の通院ができる方に行っています。

直線偏光近赤外線照射療法(半導体レーザー:自費診療)

星状神経節に照射して自律神経を調節します。また、局所に照射して血流を改善させます。
脱毛症が自律神経失調症の一環という意見もあり、そういう観点では効果を見込める場合があると考えます。
当院では、近日導入を検討しております。

漢方

心と体の不調を整えて、病状の改善の土台作りに非常に有益と考えています。
ケースレポートでは漢方の単剤投与でも改善の報告例もあり、当院では頻用します。
1日2〜3回の内服が必要となります。

病状に応じて、以下のものを薬量を調整して使用します。

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
  • 桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
  • 抑肝散(よくかんさん)
  • 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
  • 加味逍遙散(かみしょうようさん) など

精神安定剤

GABA・セロトニン不足を疑った場合は用いますが、ほとんど使用しません。
国内のガイドラインでも用いるべきではないと言われています。

アンスラリン外用(自費診療)

2017年の学会報告では臨床試験を始めた病院があるようです。
国内では用いるべきではないとなっていますが、海外では有効例も報告されています。
当院でも、今後の導入を検討している治療内容です。

光線療法(エキシマライト・ナローバンドUVB)

近年国内で頻用されるようになってきた光線療法です。
日本国内でのみで多用されており、当院でも頻用しています。
通院の頻度は1〜2週間に1回は必要になります。

人工的に日焼けをさせるため、日焼けと同様のただれが起こることがあります。
また、強い紫外線を照射しますので、長期経過した際の皮膚がんのリスクも否定しきれません(現段階で報告例はありません)。



その他の治療法

その他、当院では副作用面を考えて行っていませんが、以下のような治療もあります。

ステロイド内服
発症6ヶ月以内で、急速に進行する中等症以上の成人症例に用いても良いと言われています。
米国では深刻な合併症をきたすことがあるため、常用手段としてはならないとされています。
当院では副作用を考えて行っておりません。
PUVA療法
海外でも行われていますが、統計上は信頼度の高い結果は出ていないようです。
オクソラレンの内服は日常生活が煩雑になりかねないので当院では行いません。
ネオーラル・タクロリムス内服
海外では使用されているようですが、国内では推奨されていません。
免疫抑制に伴う合併症が患者さんのためにならないので、当院では行いません。
ネオーラルは腎機能障害の危険性があります。
星状神経節ブロック(自費診療)
これは麻酔科の医師が行う方法で、当院では行っておりません。
代替手段としては、現在当院で導入を検討している半導体レーザーがあります。
催眠療法
これはよくわかない療法のためコメントできません。
国内では推奨されておりません。
鍼灸
個人的には半導体レーザーと同等以上の有効性を想像していますが、鍼灸をご希望の方は鍼灸治療院へご相談ください。
国内ガイドライン上では推奨されていません。
分子標的薬
リウマチや乾癬と同じようにTNFαやインターロイキンといった炎症性サイトカインを阻害するという話でしょうが、国内臨床試験の報告は学会ではされていません(2017年現在)。個人的には効果があると思いますが、副作用も多いため当院では行いません。脱毛症に対する治療としては、国内承認はされておりません。

円形脱毛症でお悩みの方はお気軽に日本橋エムズクリニックへの受診をおすすめします。


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